中学時代までは、そこまで一生懸命に勉強しなくても上位にいられるだけの成績だったため、あまり苦労せずに進学校に進学。
高校に入り、上には上がいること、努力のしかたがわからず成績が低迷したこと、人間関係でつまずきがあったことなど、色々な要因が重なり、1年の途中で通信制に転校。
しばらく自宅で何もしない日々を送っていたが、2年次に大学進学のために入塾。
「どんな大学に行きたいか」を塾のスタッフと一緒に話し、まず「地道にコツコツと勉強すること」を目標にzoomでリモート学習を開始。
基礎基本をしっかりと勉強し、成績が上がってきたため、3年次に当初の志望大学より上位の大学に挑戦を決める。
挑戦した大学には届かなかったが、当初考えていた大学に一般選抜で合格。楽しく大学に通っている。
3人きょうだいの真ん中で、上と下がとても優秀、自分は中学校で平均点あたりをうろうろする成績。
親御さんは、どのきょうだいも比較するようなことをしないように気を付けていて、きょうだい仲も良かったが、本人は成績のことを常に気にしていた。
相談相手になってくれていた兄が、地方の国立大に進学して家を出たタイミングで、学校に行けなくなる。
高校が家庭学習の日も出席として認めてくれたため、学校と塾の両方ともリモートで勉強を開始。
あまり登校ができなくても、定期試験でまずまず良好な成績が取れるようになり、好きな美術系の専門学校に進学し、その後就職。
友達2人と自分の3人で仲良くしていたが、長期休みの後、ほかの2人だけが一緒に行動するようになり、自分は仲間外れにされたと感じて学校を休みがちになる。